株式会社スリーヒルズ
最近CMなどでもよく耳にする保湿成分「ワセリン」。なんとなく優しくてしっかりケアしてくれるイメージはあるけど、どんなものなのか分からないって人が多いのではないでしょうか。まずワセリンとは、石油から得た炭化水素類を脱色、精製した保湿剤です。精製の純度が高いほど色が白くなっていきます。
「石油から出来ている」と聞くと体に悪そうって思いますが、特に悪さをするものないのでご安心を。ただワセリンにもデメリットがあり、それはその保湿方法です。ヒアルロン酸やセラミドなどと違い、ワセリンは肌を物理的にコーティングすることでお肌の水分が逃げるのを妨げることで保湿します。(肌に薄い膜を張るイメージ。)乾燥の酷い状態の肌を守る役割としては非常に有効ですが、お肌の内側からケアしているわけではありません。なので肌荒れ時の対策は、しっかりと状態を見極めて使用する商品や成分を選ぶことが大切です。