株式会社スリーヒルズ
今月に入り、化粧品の販売業者がやっていたアフィリエイト広告と呼ばれる広告に対して、消費者庁から指導が入ったというニュースを目にするようになりました。
「シズカゲル」と「エゴイプセビライズ」に対する注意喚起「BUBUKA ZERO」に対する措置命令
要は、ネット上でのウソに近い誇大広告で誘導して、商品を買わせるということをしていた業者に対して、消費者庁に多くの方から問い合わせやクレームが入り指導することになったようです。(他にも定期購入の解約方法が分かりづらかったり、安いのは最初だけで実は定期契約になっていたりなども)
実際に私も、上記の会社や商品以外でも「こんな広告大丈夫なの?」「完全に薬機法や景表法違反じゃない?」という化粧品の広告を良く目にします。しかも大手ECモールでランキングに入っているような著名な商品でも、そういった売り方をしていることがあります。
こういった業者が増えると、一度騙されてそんな業者の商品を購入してしまった方は化粧品自体に悪いイメージを持ってしまい、どれだけ誠実に商品を訴求しても疑いから入るようになってしまいます。
なので化粧品の「中身」ではなく「売り文句」だけで勝負しようとするこんな業者は、同じ化粧品を販売している側からすると、本当に迷惑以外の何物でもありません。
今年からこういった広告に対する規制がかなり厳しくなるそうなので、少しずつは減っていくでしょうが、こうした業者はやり方や表現を変えて商売を続けていくことが予想されます。(中身では勝負することが出来ないため)消費者が騙されないことが最も大切になってくるので、「30日でフサフサ!」や「使うだけで芸能人みたいに真っ白な歯!」、「シミが簡単に消える!」など魔法のような謳い文句を使っている広告の商品は買わないようにしましょう。※ビフォーアフターで明らかに別人の写真を使っていたり偽のSNS画像を多用している商品も要注意です。
化粧品は薬や魔法ではありませんし、肌や髪には生まれ変わるための期間があるため、すぐに結果が出るものはないということを忘れずに、本当に成分や製法にこだわったご自身に合う化粧品を探してみて下さい。