株式会社スリーヒルズ
歯のケアにまつわるニュースで、画期的なものがあったのでお知らせします。◎ニュースのプレスリリース記事ですhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000143026.html内容としては、東北大学発のベンチャー企業などが、約17年もの研究期間を経て、新規非外科的歯周病治療器「ブルーラジカル P-01」の開発に成功し、その機器が世界で初めて歯周病の医療機器として日本で承認された、というものです。機器の仕組みとしては、外科的な治療ではなく、「超音波で振動させながらレーザーを照射することで歯周病の原因である細菌を死滅させる。」というもので、切ったり縫ったりしなくて良いため傷みも少ないそうです。厚生労働省によると、現在日本では重度の歯周病患者は1100万人とも言われ、軽度を含めると30代以上の方のなんと2/3が歯周病だとも言われています。そして歯を失ってしまう原因で最も多いのが歯周病であり、歯周病にならないようにする、なっても進行しないようにするなどのケアがとても大切です。そんな歯周病の新しい治療法が承認されたというのはとても喜ばしいニュースですし、早く広がり安価で治療が受けられるようになってほしいと思います。ちなみに開発チームの東北大菅野太郎教授らは、「歯周病は、患者が“歯に興味がなくなること(ネグレクト)”から始まる」と提唱されています。ほとんどの方は毎日歯磨きはしていると思いますが、・痛みがなくても2~3か月に1度は歯科医へ定期検診へ行く・意識してしっかりと歯磨きをしてみる・フロスや洗口液などの使用も検討してみるなど、出来ることからで良いので、この機会に歯の事を考えてみてはいかがでしょうか?