時折店頭で、洗顔石けんを売っている販売員の方がお客さんの手を片方だけ洗い、もう片方の手に比べて白くなったでしょ？だからこれを使うと顔も白くなりますよ！とおすすめしています。

実際に販売士の方から聞いたのですが、実はこれにも面白いカラクリがあるんです！

ヒトの手は皮脂や空気中のホコリで絶えず少しずつですが汚れており、また利き手の方がより汚れやすいと言われています。
その汚れた手を石けんで洗うと、付着した汚れや皮脂が一時的に取れて少し明るくなったように見えます。

更に利き手と逆の手を洗うことによって違いがハッキリと出て、洗った方だけがより白くなったように見えるんです。
また化粧品売り場の照明が明るいことも錯覚を起こす一因となります。

一種のマジックみたいなものですが、消費者は本当にお肌が白くなると勘違いしてしまうんですね。

でもよく考えてみてください。漂白剤やインクでもないのに、たった一度洗っただけで肌を白くするような成分の入った石けんなんて、怖くて使いたくないですよね。

※ちゃんとした美白を謳っている石けんは、使い続けることでくすみなどを取り、お肌を白く見せてくれるのでご安心を！